【2025年版】“新流行語”ニュース — 今年を彩った言葉たちとその背景

はじめに

毎年恒例となっている T&D保険グループ新語・流行語大賞(通称「新語・流行語大賞」)のノミネート語および受賞語が、2025年も発表となりました。

文化・社会・政治・ネットミーム――さまざまなジャンルから飛び出した言葉たちは、「この1年」を象徴すると同時に、私たちの関心や社会の変化を映しています。本記事では、2025年の流行語事情を整理し、どのような言葉が注目を集めたのか、なぜ人々の間で広まったのかを分析します。


2025年 新語・流行語トップ10と年間大賞

12月1日、「現代用語の基礎知識」選による流行語大賞の年間大賞およびトップ10が決定。

年間大賞

「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」

  • 今年、初の女性首相に就任した 高市早苗 氏による決意表明から生まれたフレーズ。国政・社会構造の大きな変化を象徴する言葉として選ばれました。

トップテン受賞語

  • エッホエッホ
  • オールドメディア
  • 緊急銃猟/クマ被害
  • 国宝(観た)
  • 古古古米
  • 戦後80年/昭和100年
  • トランプ関税
  • 二季
  • ミャクミャク
    ※年間大賞を除く9語がこれに該当。

これらの言葉は、政治・社会問題、気候変動、ネット文化、エンタメ、生活のリアル――さまざまなジャンルを横断しており、2025年がどのような1年だったのかを象徴しています。


注目ワードをピックアップ — 背景と広がり

「働いて働いて…/女性首相」

初の女性首相誕生とその決意表明により、性別や働き方を巡る議論が再燃。また「昭和的働き方」の是非、ワークライフバランスの見直しが社会的テーマとなりました。

「エッホエッホ」

ある写真家が撮影したメンフクロウのヒナ写真と、それに付けられた擬音からSNSで拡散。「がんばれ」「ひたむきさ」の象徴として流行し、ネットミーム的な言葉の代表例となりました。

「二季」

年々の異常気象、気温変動、季節の境目の曖昧さから、“春夏秋冬”ではなく「夏と冬だけ」という認識を示す言葉として注目。気候変動の現実と生活の変化を反映しています。

「古古古米」

コメ価格の高騰と備蓄米の放出による食の話題から生まれた言葉。物価高騰、食生活の変化、経済不安――家計を取り巻くリアルを象徴しています。

「ミャクミャク」

2025年開催の 大阪・関西万博 の公式キャラクター。SNSでの拡散、グッズ展開、話題性などから“万博の年”を象徴する言葉として定着しました。


今年の流行語に見る社会の傾向

傾向内容
政治・社会の注目変化女性首相就任、経済問題、国際関係(関税)など、社会構造や国際環境の変化が言葉として表出。
気候・環境の意識高まり「二季」「クマ被害/緊急銃猟」など、気候変動や自然との関係が日常となった現実の反映。
ネット文化/ミームの拡散力「エッホエッホ」「ミャクミャク」「オンカジ」「ぬい活」など、SNS発信・拡散による新語の浸透。
生活実感の言葉化物価高や食の変化(古古古米)、働き方の再考など、リアルな生活課題が言葉になり拡散。
エンタメと文化の交錯映画・万博・ネットトレンドなど、娯楽や文化が社会に与える影響の可視化。

このように、2025年の流行語は「社会の変動」と「日常の実感」が混ざり合った、多面的な現象を浮き彫りにしています。


“あなたの今年の流行語”を考えてみると…

流行語大賞だけでなく、日常会話・SNS・地域で流れていた言葉――あなたが今年最も耳にした言葉は何でしたか?

  • 「働いて働いて…」のような政治・社会を象徴する言葉か。
  • 「エッホエッホ」のようなネットミームか。
  • 「古古古米」「二季」のように生活の変化を感じさせる言葉か。

言葉は、社会の鏡でもあり、個々人の「風景」でもあります。来年はどんな言葉が生まれ、どんな景色を映すのでしょうか。